玄米から糠や胚芽を取りのぞくことを精白といい、精米の際に糠や胚芽を残して精米する米を分づき米といいます。数字が大きくなるほど白米に近くなります。
・ビタミン・ミネラル・食物繊維が豊富・プチプチとした食感が楽しめる
・何より美味しい・白くて見た目に美しい・炊き方も簡単・消化が良い
分づきがどの程度のお米でも、力をいれずにやさしく洗います。 栄養の宝庫、胚芽や糠をあえて残している状態のため、白米に比べると糠成分が多いのでスピードがモノをいいます。研ぐときの一番最初は、かなり濃い研ぎ汁が出て、この研ぎ汁をお米が吸ってしまうと、炊きあがりが糠臭くなってしまいます。 ですから1,2回目の研ぎ汁をとにかく早く捨てることが肝心です。 お米の表面のぬめりがなくなり、シャキッとした感じになれば洗い上がりのサインです。
浸水時間は、7分づきなら2時間程度、5分づきなら3時間程度、3分づきなら5時間程度と言われていますが、実際のところは計画的にできる事は少ないので、白米より長めに浸すことがポイントです。
水の量は白米より少し多め、または同量でかまいません。 3分づきの場合は玄米の設定で。5分づき、7分づきの場合は白米の設定で炊いてみて好みを調整するのがおすすめです。
分づき米は炊飯器で保温したままにしていると、糠のにおいが気になりだします。すぐにいただかない場合は、おひつに移すなど、保温状態にしないことがおいしくいただけるポイントです。色がどんどん変わりますし、ジャーが糠臭くなる可能性もあります。分づき米は食べきれる分だけ保管せずに炊くのがポイントです。